弁護士に依頼すると費用はどれぐらいかかる?

弁護士
この記事はこんな人におすすめ

・弁護士費用がどれぐらいかかるのか知りたい
・交通事故の慰謝料の問題を弁護士に相談したい
・会社で弁護士と顧問契約したいと考えている

何か問題が起こったときには、第三者の力を借りるケースが多いです。
例えばこれは子供でも、間に友達が入れば2人の喧嘩は丸く収まることがあるわけです。
実は子供が成長したのは大人であり、大人であってもやはり子供のように第三者が間に入ってくれると穏便に事が収まることも少なくありません。

交通事故の問題

大人で問題になるのは、比較的大きな問題で例えば法律関係が絡むケースが少なくありません。
よくあるパターンの1つが交通事故の問題などがこれに該当します。
交通事故の場合には、慰謝料請求等の問題が出てきますので、当事者だけで解決できないケースも少なくありません。
そもそも慰謝料請求といっても、いくら請求されるのかわからないため不安でしょう。
逆に怪我をした方の被害者側も、どれぐらいの請求ができるのかわからないかもしれません。
この場合第三者として、任意保険の保険スタッフが間に入ります。
この任意保険の保険スタッフは基本的に被害者側ではなく加害者側のものになります。
被害者側の任意保険といっても、そもそも被害者側が自動車を所有していなければ任意保険に加入している事はまず考えにくいです。

自分たちに有利なように少ない金額を見積もるケースがある

そのため、通常は加害者側の保険スタッフが対応します。
そうすると、お金を支払うのは被害者側ではなく加害者側の保険会社であり、自分たちに有利なように少ない金額を見積もるケースがあるかもしれません。
結果的に被害者にとっては不利になる可能性が高いです。
何故かと言えば、保険会社のスタッフも保険のプロだからです。
つまり素人の被害者が対抗しようと思っても、なかなか対抗できないと言えるわけです。
このような場合には、間に弁護士などを入れることが考えられます。

離婚の問題

一方で、他の法律問題でよくあるパターンは、離婚の問題がこれに該当するでしょう。
結婚をしているときは、共有財産と呼ばれるものがあり、例えば住宅や2人の資産などがこれに該当します。
また子供がいる場合にはどちらが子供の世話をするかの親の権利は大事になります。
これもやはり当事者の話し合いの中で解決できるケースもありますが、解決できないことも多いわけです。
特に財産関係は、争いになることが多いでしょう。
そもそも離婚すると言う事は、2人の関係はかなりこじれているケースがあり、そこにお金の話が出ればこじれる可能性が高まるのは当然といえます。
この場合もやはり、弁護士が間に入ることにより、穏便に解決できる可能性が高いです。

一般的に知っておきたい弁護士費用

ただ多くの人は、弁護士と関わりを持っていないためどれぐらいのお金がかかるのか心配でなりません。
いわゆる弁護士費用と呼ばれるものの支払いはかなり大きいのではないかと心配します。
それ故、なかなか弁護士に頼むことができない人も多いかもしれません。
そこで、一般的に知っておきたい弁護士費用ですが大きく分けて3種類のものがあると考えて良いでしょう。

相談をするときの費用

まず最初に相談をするときの費用になります。
通常相談をする前にいきなり法律関係に取り掛かる事はありません。
例えば、美容整形をする場合でも最初にカウンセリングを行うのが普通です。
カウンセリングを行わず、いきなり話も聞かずに美容整形が始まる事は考えられません。
それと同じように、法律事務所に法律問題の解決を依頼する場合も、まずは相談からスタートしますが、一般的にはこの相談料金と呼ばれるものが決められており、30分間で5000円です。
ただ最近は、無料で初回だけ行ってくれるところもあるため、必ずしも5000円かかるわけではありません。
逆に5000円以上かかる例はあまりないと考えましょう。

着手金

次に契約を結ぶ段階になると、着手金と呼ばれるものが支払われます。
最近は着手金を支払わなくて良いところもありますが、まだ多くの法律事務所では着手金の支払いが行われています。
これも弁護士費用の1つになりますが、事案によって若干異なります。
30,000円から50,000円の場合もあれば200,000円を超えることもあるでしょう。
交通事故の場合は、100,000円前後と考えておけば良いかもしれません。
離婚においても同じ位の金額になります。
この着手金とは、問題解決をするにあたり様々な知識や努力が必要になるためそれを提供するときの金額と考えておけば良いです。
通常裁判をこの後行った場合でも、着手金の支払いが増えることも減ることもありません。
例えば裁判に勝った場合でも、着手金が増える事はないです。
逆に裁判に負けてしまった場合でも、着手金を一切いただきませんと言うところもありますが通常はこのお金は戻ってこないと考えておいた方が良いかもしれません。

成功報酬

最後に成功報酬と呼ばれるものがあり、これはあくまで成功した場合のみ支払うお金になります。
この成功報酬は、問題によって大きく異なるため一概にいくらとは言えません。
大抵の場合10%から20%位になりますので、例えば慰謝料請求をした場合20,000,000円の請求ができたとすればそのおよそ20%である2,000,000円は弁護士のところに入ります。

タイトルとURLをコピーしました